高齢化によって増える、介護の分野で若者を導入しよう。
それに、国土の大部分を占める森林を活用しよう。
それに、自給率の低い食料を改善するために、農業を活性させてそこにも雇用を産み出そう。
といったようなさまざまな内需の活性化をはかろうと準備してきた。
ところが今回起きたこの大震災。
この復旧や復興に多額の費用が必要になり、どうしてもその金を作り出さなければならなくなった。
この大事業は躊躇したり、縮小したりするような事業ではない。
絶対成し遂げないとならない大事業になる。
あれほど内需の拡大を考えてさまざまな模索をしていたのに、今その回答が目の前に出現した。
ということは、今回の震災復旧は願ってもない内需拡大のチャンスが与えられたことになる。
それに福島原発の事故にしても、原発に変わる新しいエネルギーを開発しなければならない。
これも、新規の内需の拡大につながるのではないだろうか。
風力や、太陽光や、油を作る藻の開発など考えたら様々な方法が見つかる。
ということはこれまでのような利権にまみれた硬直したエネルギー政策から、新しいエネルギーへの転換が図れる。
そこにも新しい内需の拡大が起こるのではないのだろうか。
いま国民やメディアは好き放題に物を言って、好き放題に政治を撹乱している。
かき混ぜればかき混ぜるほど、有名な批評家になれるような風潮もある。
そしてそれを見て、手を叩いて笑い転げている視聴者。
違うだろう。
いま私たちがするべきことは、頑張っているものに力を与えることだ。
いま頑張っているのは、被災地の人たちや、原発の中で働いている人への応援であることは明白だ。
その応援している現地を統率している組織も大事である。
そんな組織がうまく働けるようにしなければならない、もっと上の組織だって応援が必要だ。
ということは、今の政治も応援しないと末端の人にも影響が及ぶということではないか。
この難局に、政治が悪いということは簡単だ。
総理が悪いということは誰でも言える。
でもいまのところ、必死になって頑張っているではないか。
その頑張りに対して応援してもいいのではないだろうか。
叩けば叩いた本人は能力のあるような気になるかも知れない。
でも、黙って応援しなければならない時もある。
どん臭く見えても、目立たなくてもバックアップしなければならない時ではないのだろうか。
いまは。
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